最近はオリンピック等の話題で持ちきりでしたが、これまではギリシャ問題、ユーロ問題でニュースはもちきりだったと思います。
そして、オリンピックが終わった今、再びこれらの問題が取り沙汰されてくると私は思っています。
更には躍進する中国の通貨である人民元もいよいよ自由化の波に乗ってきて益々経済界が騒がしくなることは間違いないと思います。
これらの問題により直接的に影響を受けるのは外国為替、または略称である外為です。
外国為替取引というのはいわゆる各国間の通貨を売り買いすることを指します。
これだけ聞くと何のことはない簡単な話に聞こえてきますが、難しいのは外国為替取引、またが外為取引を行う際にレートというものが絡んでくるところなんです。
レートというのは簡単に言うと、お金を換算する時の計算値です。
例えば、日本円の1円はユーロに換算するとそのまま1円ということは今のレートでは絶対にあり得ません。およそ95-100円前後になってくると思います。
このレートといわれるものは常に変動していて、今ですと一日で1円前後値動きすることが多いようです。
このレートの変動により外為取引をした際に損をすることがあれば得をすることもあるわけです。
また、国によって通貨の金利が定められております。
いわゆる政策金利と呼ばれるものがこれに該当するわけですが、これも各国で様々な違いがあり、この金利差の違いを利用して金利が高い国の通貨を持って銀行等に預け入れているだけで金利が貰うことができます。
逆に言うと、金利の低い通貨を持っていると逆に金利を払うはめになることにもなります。
実際に外国の通貨同士を売り買いすることを実需の取引といい、実際の該当通貨の取引が行われます。
レートの変動や金利差を利用して利益を生むために取引する金融商品を外国為替証拠金取引、通称FXと呼びますが、この場合は、実需の取引とは違い、実際に通貨の売買は行われません。FXではユーロを買って、円を売る、というに通貨の売買の注文はするわけですが、そのお金を手に持って保有するわけでなく、あくまでレートや金利差を利用してコンピュータで取引される金融商品だということです。
しかし、FXの取引が実際のレートに影響を及ぼすのでFXの動向も当然ながら外国為替、外為においてはかなり重要なファクターになってきます。